リザード革を纏ったスモールウォレット。BRU NA BOINNE (ブルーナボイン)
10年以上相棒として使っていたglambの長財布&blackmeansのコインケースですが、立て続けに破損してしまいました。
絶望に暮れましたが、これも神の啓示と思い財布を新調。
これまで長財布+コインケースというスタイルでしたが、押し寄せるキャッシュレス社会も踏まえて、財布の小型化に挑戦しました。
BRU NA BOINNE(ブルーナボイン)というブランドの、リザードヌバック スモールウォレットです。
BRU NA BOINNEとは。
1997年に設立したドメスティックブランド。遊び心にあふれたアイテムばかりで、見ていて心が躍ります。
アパレルはもちろんのこと、小物にも力を入れています。
特にウォレットシリーズは定番のスエード・クロコ(ワニ)・パイソン(蛇)素材に加えて、シーズンによってゴート(ヤギ)やバッファローなど特殊な革を使用しており、力の入り具合がうかがえます。
サイズ展開も3種類と幅広いです。
- ロングウォレット(長財布)
- ウォレット(二つ折り財布)
- スモールウォレット(ミニ財布)
今回、僕が購入したのはリザード(トカゲ)革のスモールウォレット。
牛革とは一味違った風合いです。
BRU NA BOINNE リザードヌバック スモールウォレット
各パーツと素材。
素材は表革を起毛させた、ヌバック仕上げのリザード革です。マットな風合いのブラック。
2か月ほど使用していますが、まだ質感はほとんど変わっていません。
このツブ感たまりません。近くで見るとトカゲっぽいです。
革製品の王者である牛革に比べ、リザード革は生産数も限られ今後の生産も安定していないそうです。
ショップ店員さんいわく、「BRU NA BOINNEから今後この革シリーズが出るかはわからず、これきりになる可能性もある」とのこと。
これもめぐり合わせ。
ジップはYKKの中でも最高級ラインのEXCELLAを使用しており、非常に滑らかです。
金具部分に光るのは、ブランドのアイコンであるドングリ型のチャーム。
黒ボディに金ジップが映えます。
ジップもチャームも真鍮素材のため、革だけではなくここにも経年変化が楽しめます。
そして、持ち手に飾られた革のフサとビーズ。
ビーズは100年以上前のアンティークビーズを使用しており、1点1点組み合わせが変わります。
おそらく、僕の持っているこの赤・青・緑の信号カラーが世界一かっこいい組み合わせです。
内側はベージュカラーの柔らかな牛革を使用しています。
内側までリザード革だと「傷つかないように…」と気を使うので、これが正解、と勝手に確信しています。
ちょうどいい使用感。
- 右:カードホルダー4枚分
- 真中:袋状になっており、小銭入れ・お札収納用
- 左:予備ゾーン
- マチ:約2cm
右
カードホルダーは4枚分です。
しかし4枚すべて入れるとパンパンになるので、免許証・保険証の2枚を入れています。
出し入れはしづらいので、使用頻度が低いけど必須なカードを入れます。
真中
袋の中に小銭、外側にお札をスッと入れています。
小銭は溜まっていくので、家に帰った時に貯金箱に入れています。
左
左の予備ゾーンには使用頻度が高いクレジットカード、銀行キャッシュカードの2枚を入れています。
マチ
約2cmというのは、コンパクト財布の中では厚めな部類ではないでしょうか。
僕は香川県在住ですが、うどんを食べに行った時にクレジットや電子マネーで支払える店は数えるほどしかありません。
まだまだ地方では現金主義で、キャッシュレスとは言い難い現状です。
だからこそ、小銭やお札が増えても財布の形が崩れない、ある程度マチのある財布はとても重宝します。
最強の相棒。
コンパクトな財布だとフットワークも軽くなります。
今までコインケース+長財布という物量マックスだったので、余計そう感じるのかもしれません。
仕事や用途によって様々な財布スタイルがありますし、感じ方が変わればいいと思うことも変わると思います。
僕は、今までの財布スタイルも最高だったけど、今の気分には「BRU NA BOINNE スモールウォレット」がちょうどいいと思っています。
皆さんも、破損や紛失には気を付けて、良き財布スタイルを!