象印「stan. ホットプレート」は、出来立ての料理を囲めるうつわです。

jojo
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ホットプレートが、身近なモノになりました。

ホットプレートって、

  • 準備が大変
  • 物々しい見た目
  • 片付けも大変

というイメージがあったので、「よーし今日はお父さんお好み焼き作っちゃうぞ」みたいなちょっと気合の入った場面や、お祝い・イベント時などで使う家電だと思っていました。

ただそんなイメージは、象印の「stan.」シリーズから出ているホットプレートを購入して、ガラッと変わりました。もちろん、良い方向にです。

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stan.シリーズとは

「stan.」は、「象印101年目の第一歩」というテーマのもと、象印とクリエイティブユニット「TENT」がコラボした家電シリーズです。

ホットプレートの他にも、炊飯器・電動ポット・コーヒーメーカーが出ています。

クリエイティブユニット「TENT」は、

  • 洗練された突っ張り棒、DRAW A LINE シリーズ
  • 「つくる」と「たべる」を一つにする鉄フライパン、フライパンジュウ

など、数多くのプロダクトを手掛けており、どれも本当に魅力的。

象印 stan. ホットプレート

stan. ホットプレートの外観

フタや本体はマットなブラックカラー、底面はブラウン系カラーのツートン仕様。
モノトーンや差し色を含んだカラーが多い家電の中、暖色を用いているのは珍しいと思います。

底の部分は樹脂製ですが、シボ感があり無機質に感じさせない温かみがあります。

シボとは、革の表面にある凸凹のこと。今回の場合は、「樹脂に味のある凸凹加工をしている」という意味で使ってます。

そして、ど真ん中に象印のアイコンである象さんマーク。かわいい。

象印の家電には、基本的に象さんアイコン+ZOJIRUSHIの文字が入っているのですが今回はコラボ特別待遇でアイコンのみに仕上がっています。

シンプルさが最高ですが、文字がなくても象印とわかる、メーカーの歴史があってこその良さだと思います。

stan. ホットプレートの良い点

うつわのイメージで温かみがある

外観で述べましたが、この底面との素材・カラー違いのデザインが、「ホットプレート」という家電ではなく、「料理を囲むうつわ」の雰囲気に仕上げています。


陶器や磁器のお茶碗やお皿は、表面に釉薬ゆうやくというガラスのコーティングがされていて、底面は素地のものが多いです。

こんな感じ。

stan. のホットプレートは、このイメージにとても近いと思います。

また、角がなく丸みを帯びたデザインのため、よりうつわに近い印象です。

なので机に置いてみんなで囲んでいても、土鍋を囲んでいるかのような温かみがあります。

ラックにお皿と一緒に並べても、違和感なくなじみます。

深型は大正義

深型のホットプレートなので、許容量がある上に調理中に飛び散らず、最高な気分で料理を作れます。

すき焼き。

牡蠣&豚肉。

チーズタッカルビ。

さすがに味噌汁などの汁物は無理がありますが、焼き物や煮物の分野では最強だと思います。

手入れがめっちゃ楽

全部バラせるので、片付けや洗い物がめちゃ楽なのです。
プレートを取り外して洗えるのはもちろんですが、さらに。

電熱線を外せば、本体すら丸洗いできるので、「料理中に隙間に落ちてカチカチになったヤツ」の存在を抹消できます。

また、プレート自体が細かく凸凹している(ダイヤカットディンプル仕上げというみたい)ので、こびりつきが少なく洗いやすいです。

レシピブックが秀逸

家電に付属するモノで、こんなに見たくなるレシピブックあるのかというくらい、レシピブックが秀逸です。

まず、このイラスト。温かみのある本体のデザインと、このイラストがとてもマッチしているように感じました。

料理には写真が使用されていますが、ところどころイラストが差し込まれているので、ぜひ見てほしいです。

肝心のレシピは、特別な日のレシピ、子どもと一緒に作るレシピなど場面によって数例用意されています。

このあたりも、生活にフォーカスを当てて使用用途を考えてるなーと思います。しかも、ちゃんと簡単なのが素晴らしい。

実際、これ見ながら作ってます。

stan. ホットプレートのイマイチな点

オプションプレート一切なし

使っていてイマイチな点が全然ないのですが、強いて言うならこれです。

一般的なホットプレートであれば、たこ焼き用プレートや、分割できるプレートなどオプションプレートてんこ盛りですが、stan. ホットプレートには一切ついていません

頻繁に使用するかと言われたらしないのですが、半年に一回くらい訪れる「たこ焼きしたい欲」が湧いたときにちょっと寂しいな…と思います。

みんなで「stan. ホットプレート」を囲もう

以上、僕のホットプレート観が大変化した、象印「stan. ホットプレート」のレビューでした。

炊飯器や電子レンジなどの家電と比べると、ホットプレートはなくても困らない家電だと思います。
でも、「机の上に置いて、調理して、みんなで囲んで食べられる」ということができる家電は、ホットプレートだけかもしれません。

ぜひ、皆さんにも良きホットプレート生活を過ごしていただきたいです!

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下記リンクは、今回の「stan.」におけるデザインや開発エピソードを、インタビュー形式でまとめてある公式サイトです。
素材や形の意図など、デザイナーの頭の中が言語化されていてとても面白いので、こちらもぜひ。

https://tent1000.com/stan01.html

https://note.com/aoki_tent/n/n245cdfcb8326

空気清浄器もあるといいかも

ホットプレートでチーズタッカルビをした時、けっこうにおいが出てやばいかなと思ったのですが、空気清浄機フル稼働で事なきを得ました。
かっこいい空気清浄機も、あると便利です。

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