【壁面収納計画①】ラブリコを使って、壁一面有孔ボードにした【賃貸DIY】
壁一面、有孔ボードで埋め尽くしました。これぞ男のロマン。
このDIYに行きついた理由は、アウトドア好きな方たちの家には、たいてい有孔ボードの収納スペースがあってうらやましかったからです。(GOOUT、Instagram調べ)
作ってみてメリット・デメリットがわかったため、作りたい!と思っている人たちの役に立てばと、ここで共有していきます。
メリット・デメリット
メリット
- インパクト最強
- めちゃくちゃフック掛けれる
- 収納の可能性無限大
- 物撮りの背景としても使える
デメリット
- 全て覆ってしまっているため、ラブリコの締め直しができない
- 大量の有孔ボードが必要で材料費がかさむ
- 隅から隅まで張ろうとすると、5mm程度の採寸ミスでも命取り
制作
完成形をイメージ
有孔ボードを設置する前に考えておきたいのが、どういう収納方法として活用したいか。
- フックいっぱい付けて、見せる収納したろ!
- ハンガーポールやスライドする棚設置して、がっつり衣類収納したろ!
- 棚作ってアウトドア用品収納したろ!
などなど、それぞれ夢が膨らんでいると思います。
全てをフックで収納したい場合はあまり考える必要はないですが、
- ガチャ柱をつけて棚を作りたい
- 服を掛けられるようなハンガーポールをつけたい
といった収納を考えている場合、柱(2×4材)の設置位置が大事になります。
なぜなら、柱の位置で棚の横幅や、ハンガーポールの長さがある程度決まってしまうからです。
有孔ボードをねじ止めしてしまうと、後から柱の位置を変えようと思うとかなり大変なので、ざっくりと考えておきましょう!
採寸
一番最初かつ一番大事な作業、設置場所の採寸。
基本的には横幅と高さを測ります。
柱となる木材の長さや、後から張り付ける有孔ボードの大きさに関わります。
正確に測定できるに越したことはありませんが、高さに関しては、後からラブリコ(柱の上下に取り付ける機材)で多少調整できます。
材料購入、必要物品そろえる
- 柱(2×4材)
- ラブリコ(ディアウォールでも可)
- 有孔ボード
- ワトコオイル
- 刷毛・バケツ
- 有孔ボードを固定するネジ
- ドライバー
- 電動ドライバー(あると便利)
- のこ(あると便利)
特殊なものはありません。すべてホームセンターでそろいます。
木材のカットは、すべて購入したホームセンターでお願いしました。
範囲が大きい場合、自分でカットするのはハードルが高い&めんどくさいので、依頼するが吉。
柱を立てる
壁に柱を立てていきます。
見えんからええやろ精神で、柱は無塗装です。
上下にラブリコを取り付けて固定するだけ。
ネジのあるパーツは上側に設置し、締め上げましょう。
締めすぎると天井抜けるので注意。
後から棚を設置したくなったときに、ある程度の強度が欲しかったため柱多めにしました。
壁の横幅290cmに対し、約40cm間隔で柱7本。
フック収納メインの人はこんなに柱いらないと思います。
有孔ボードの加工
コンセントや巾木を除けるために、のこを使って加工しました。
塗装後に加工すると、木の表面が割れたりしたときに塗り直さないといけなくなるので、塗装前が吉。
鉛筆で下書きして、それに沿ってカットしました。
少々凸凹していますが、味です。
有孔ボード塗装
塗装ノリをよくする&手触りを良くするために研磨していきます。
表面はけっこうきれいだったので、400番のヤスリでサッと磨きます。
壁を傷つけたり、ささくれが刺さるのを防ぐため、側面もしっかりと。
画像のNTドレッサーというヤスリがあると便利。
ヤスリ面も鉄製なので、ペーパーみたいに破れたりヘタったりがなく、長く使えます。
そして塗装。
やっぱウォルナットっしょ!!!
BRIWAXのウォルナットとかも試してみたいのですが、いつも気づいたらワトコオイルのダークウォルナットを購入しています。絶大な信頼の現れ。
バケツにワトコオイルを適当に入れ、全体を刷毛で塗っていきます。
無塗装の状態から、最初に色を入れていくときが気持ちいいです。
分ほど乾燥させてタオルで余分な油分をとります。
さらに 時間乾燥後、2度塗り。
見事に、塗った板すべて微妙に色が違います!
これすらも「味」ととらえます!!!
木材によったり、研磨の具合、塗装の環境によって塗装のノリ方が変わるので、気になる人は購入の時点でなるべく似た色合い・状態を購入した方がよいと思います。
または黒などのムラが出にくい濃い目の色で塗装するとか。
有孔ボードを固定する
塗装や調整が終わったら、柱に有孔ボードを固定していきます。
ネジでけっこう印象が変わるので、ネジ頭の色選択は大事。
僕は武骨な感じにしたかったので黒にしました。
ウォールナットと相性が良いです。
1枚ずつ固定中。
でかい有孔ボードだと重いので。1人が押さえて、もう1人がドライバーを使って固定するみたいに2人がかりの方が良いと思います。
あと少し。
絶望。序盤で言った採寸をミスると、こうなります。
のこで有孔ボードを小さく切って、何とか事なきを得ました。
完成
どうでしょうか、壁一面ウォールナットの有孔ボード。圧巻。
仕上がった後はアドレナリンが出ていて、「部屋の壁4面とも有孔ボードにしようか!?!?」と考えましたが、数時間後には冷静になっていてやめることができました。
これから進化させていく過程も記事としてまとめたいと思いますのでお楽しみに。
次の記事
どんどん進化させているので、次も見てください!
オープンラックも作ったよ
ラブリコと有孔ボードを使って、オープンラックも作りました。
かっこいいのでぜひ見てください!!