圧倒的機能美。dripの 「oneger」は、パンツハンガーとして超おすすめ
パンツラック、捨てました。
私は服が好きです。
そんなに数は持っていないですが、なるべく大事に収納できるよう、がっしりとした木製ハンガーを使っていました。
これまでクローゼットで使用していたハンガーは、この2種類。
素材、カラーは一緒ですが、肩口の厚みが違います。
そして、パンツ類はこのようなパンツラックに掛けていました。
しかし、onegerを購入したことで、この布陣が大きく変わりました。
さらに使いやすく、管理しやすくなったので、紹介させてください。
drip oneger
外観・素材
丸みを帯びた、一筆書きの美しいフォルム。
後述しますが、単なるデザインではなく、この形すべてに意味があります。
素材は鉄。1本の鉄を曲げて作られているので、溶接跡は一切ありません。
素材ゆえ、プラスチックのハンガーとは違い、ずっしりとした重みがあります。
表面はマットブラックで塗装されており、若干ざらっとした触り心地です。
ホワイトのカラーもあり、白基調のインテリアを組んでいる方にもおすすめ。
先端の角が削られており、触り心地も良いです。
パンツハンガーとして最高
絶妙な「すべり具合」
ハンガー界では、接地部分にゴムのような素材を使用して、「すべらない」ことを目的としたハンガーがあります。
僕も一時期使用していて、薄手であったりサラッとした素材もすべり落ちないのは最高でした。
しかし、パンツを掛ける・取り出す動作でつっかかることにストレスを感じて、使うのを止めました。
その点、ongerは絶妙なすべり心地を味わえます。
塗装によるざらつきで若干の滑り止め効果はありますが、掛ける・取り出す動作はつっかかりなく、スムーズそのもの。
ハンガーを掛けたまま取り出すことに何の抵抗もありません。
ちょっとした動作かもしれませんが、こういう日常的な動作が簡易化されるのは気分が良い上に時短になるので、メリットだらけです。
適度な重み
ハンガーにかけたまま、サッとパンツを掛ける、取り出せることは前述しましたが、それにはすべり具合だけでなく、重さも関係しています。
最初は、ハンガーにしては重いな!と感じていたongerですが、「掛けたまま取り出す」という行為を成立させるのに、ある程度の重みが必要だったみたいです。
一覧性、統一感抜群
以前使用していたパンツラックは、手持ちのパンツは何があるか、どれを履いていくかなど、ざっと見れる一覧性は良かったのですが、なんせ掛けるのがめんどくさかったです。
- レールをはずす
- パンツをかける
- レールを戻す
の手順を必ず踏まなくちゃいけない。さらにレールは外れやすい。キツイです。
さらに腰ひものあるパンツだと、下にダラーンとなってほこりが付きそうで嫌でした。
(掛けるたびに結ぶのは、めんどくさくてできません…)
そして、ongerでパンツも統一したところ、
- ハンガー管理も同じくらい一覧性いいな!
- なんなら目線の高さで見れるこっちの方が良いかも!
- しかも、ハンガーを統一して横並びにすることで、トップスとパンツの不自然な区切りがなくなって最高かも!
と喜びの連鎖が起きました。
before。上下で服が区切られてます。
after。目線の高さですべて選べる。
腰ひももある程度浮かせることが出来ています。
また、空いた下のスペースには収納ボックスも配置できました。
服の下からハンガーを入れる動作、消滅
パンツハンガーだけでなく、衣類ハンガーとしても非常に優秀です。
Tシャツなど首元の詰まった衣類は、無理に首側からハンガーを入れようとすると伸びますよね。
なので、首元がデロデロになるのを防ぐため、めんどくさいですが毎回裾(下)側からハンガーを入れていました。
でもongerなら、ガンガン首側から入れて良いのです。
こんな感じで、くぼみがあることで片側にグーっと深く入れられます。
あとはもう片側も入れて整えるだけ。
めちゃくちゃ簡単。
この手軽さを知ったら、普通のハンガーに戻ることはできません。
肩の跡が付かない!(ただし重い素材は×)
ハンガーに掛けて服を保存する時の永遠の課題、肩のハンガー跡。
どんなにかっこいい服でも、そんなのあったら一気にみすぼらしくなります。
そこでongerです。
絶妙な丸みというか、なだらかさがあるラインのおかげで、肩のハンガー跡が付きにくいです!
軽い素材のTシャツ・ロンT・シャツなどではまず跡が付かないのではないでしょうか。
ただ、重めのパーカやニットなどは多少の跡がつくと思うので、注意!
他のハンガーより圧倒的に跡はつきにくいですが、ゼロではありません。
絶対に肩の跡を付かせたくない人は、畳んで保管が吉かも。
普通のハンガーよりちょっとだけ丈が短くなる
普通のハンガーにある、この首の部分。
これがonegerにはないので、コンパクトです。
そのため、服を掛けた時の丈が少しだけ短くなります。
ハンガーラックの下に収納ボックスを配置していて、あとちょっと丈が短ければ…ってなることありませんか?
短くなります。そう、onegerならね。
ただコンパクトな分、モックネックやハイネックの場合は、ハンガーラックに付く可能性があるので注意。
値段はけっこうします
素材にもカラーにも用途にもこだわり満載なoneger。
詰め込んだ分、値段もけっこうします。
5本2900円(税込)。1本あたり580円になります。
個人的には、今まで使用していた木製ハンガーが1本1000円近くするので、高いな!!とはならなかったですが、普通に考えたら高いですね。
MA〇Aハンガーでも5本1000円くらいなので。
でも、値段相応(というかそれ以上)の価値はあると思います。
ハンガーに感動する日が来るとは…
まさか、1つのハンガーにここまで意図を持たせたり、複数の使い道があるものが出るとは思っていませんでした。
気になる方は、まずは5本買ってみて、気に入ったら全部これで揃えましょう。
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クローゼットに写っていた収納ボックスのTHOR。
かっこよくてインパクトあるので、インテリアとしてもおすすめです。
超大容量なので、衣替え用の衣類を詰め込んでもいいかも。