KOVEA CUBE(コベアキューブ)のリベットを外して、側面に板をつけるカスタムをした【CUBE no ITA】
前回の記事で、KOVEA CUBEのメリット・デメリットを語りました。
その中で、メリットのひとつとして挙げたのがカスタマイズ性。
今回は、CUBEカスタム界でも特に人気の、側面に板を取り付けるカスタムを実施したのでご紹介したいと思います。
リベットの外し方や、取り付け方について詳しく知りたい!という方もぜひ見ていただけたら。僕自身、情報が少なくてけっこう苦労したので。
KOVEA CUBEの側面に板をつけるカスタム
板は既製品を購入
カスタム界では板をDIYするという猛者も多くいますが、僕は既製品を購入しました。
「neru design works(ネルデザインワークス)」の「CUBE no ITA」という製品です。
この、CUBEの側面に沿って切り出されたウォールナットの板。
磨きがかけられたサラサラの質感も、深い色合いも最高すぎます。
そして、板を固定するネジ。
シルバーではなく鈍く光る真鍮製であったり、あえてのマイナスネジを採用しているあたり、こだわりが半端ないです。
こだわり抜いた少数生産であること、高い人気を誇ることからしばらく品切れでしたが、運よく入荷したタイミングで購入できました。
本体のリベットを外す
CUBEの側面は、こんな感じで4か所をリベットで固定されています。
このネジ穴を使って板を固定するので、リベットを外すところから始まりです。
初めての作業なのでググってみると「リベットをドリルで揉みます」と記載が。
「ドリルで揉む」とは?と混乱しましたが、ドリルを当ててひたすら削ることみたいです。
3~3.5mmのドリルでちょうどいいです。
ひたすらリベットの頭を削りましょう。
ある程度ドリルの回転数がないと削れないので、インパクトドライバー必須です。
持ってない場合は、これを機に購入してDIYマンになるか、ホームセンターなどでレンタルできる場合があるので利用しましょう!
削り続けると、リベットの頭が外れます。
残った棒の部分は、押し出せば取れます。
取りづらいときは、ちょっとだけドリルで削ると取れます。
CUBEの本体を傷つけないように、慎重にしましょう。
取れました。4か所すべて取ったら、いよいよ板を取り付けていきましょう。
専用ネジで板を固定
ネジ穴の位置が左右で違うので、板を間違えないように注意。
まずは、穴の位置が離れて2か所ある方からしましょう。
ネジ穴がへこんでいる方を表側です。
筒にネジを回し入れるタイプです。
取り付けの際、表の筒の方と裏のネジの方のどちらを先に入れてもかまいません。どちらかを回して締めましょう。
最後に、裏側のネジを押さえながら、表側のネジをマイナスドライバーで締めます。これを繰り返します。
問題は逆側。こちらの2つ並びのネジ穴は、ちょうど裏にガス装置があるため、小指くらいしか入らないほど隙間が狭いです。つまり難易度激上がりです。
こちらの場合は、
- なんとか指1本で裏のネジを通す
- そのまま裏のネジを押さえながら、上のネジを回して固定
という順番じゃないとできません。まず指1本でネジを通すところがキツイですが、心を強く持ちましょう。
ちなみに、ネジの向きは揃えた方がかっこいい気がします。
完成体
完成。
これを見た瞬間、すべての苦労が報われます。
比べてみると、明らかに雰囲気変わりました。
カスタム前のミニマルな雰囲気も好きでしたが、カスタム後の武骨さと上品さを兼ね備えた雰囲気、やばすぎます。
これから使い込んでいくことで、木の部分が光沢を帯びて黒ずんできたり、真鍮の表面が酸化して味わい深くなっていくと思うと、よりいっそう愛着が増します。
カスタムはいいぞ
今回紹介した「CUBE no ITA」以外にも、大手ショッピングサイトや、Creemaなどのハンドメイド品販売サイトなどで、板単体の販売は多くあります。
杉板を使用したり、ナチュラルな色味であったり、持ち手がついていたりなど種類は豊富。
取り付け方も、今回のようにリベットを外さず、マグネット式で簡易的に装着できるものもあります。
また、それらを参考にしつつ、世界に1つだけの側板をDIYするのも良いと思います。
何をどうしたって正解なのが、カスタムです。皆さんも素敵なカスタムライフを!
次の記事:KOVEA CUBEはいいぞ
KOVEA CUBEはいいぞって記事です。
ただ、万人におすすめできるわけではありません。
Iwataniのカセットコンロや、SOTOのバーナーなど、最高の火器はほかにもたくさんあります。
KOVEA CUBEのメリットデメリットを挙げているので、判断材料になれば!