使い倒せる、タフでストリートなバックパック。BACH SHIELD 22
タフなバックパックを探していました。一切気を使わず、使い倒せるバックパックを。
キャンプやフェスなどにも使用できるような、全天候に対応したバックパックをガシガシ使い倒したい…!しかもかっこいいのが欲しい…!
そんな願いに応えてくれたのが、BACHのSHIELD 22でした。
同じような願いを持ち、検討している方の背中を押せるよう、レビューしていきます。
BACHについて
読み方は「バッハ」。ヨーロッパを中心に、世界各国に展開するアウトドアブランドで、バックパックが特に有名です。
最近はウェアにも力が入っているので要チェック。
SHIELD 22
この楕円に近い丸っこい形状、たまりません。
人気を博している「ARC’TERYX Arro22」や「MYSTERYRANCH アーバンアサルト」などと似た形状です。
これぞ元祖バックパック!みたいな丸みを帯びたカバンが好きなんですよね。
カラーはブラック。ロゴとジップ引き手部分以外はすべてブラックで統一されています。
ブラックの他にも、グリーン・コーラル(グレー)などのカラーがあり、どれも深みのある色味で魅力があります。
素材は、500デニールのコーデュラナイロン。
引き裂きや破れは、日常生活上まず起こらない強度です。
キャンプやフェスに持って行った時など、地面に直置きする場合すらあるので、底面や各パーツにレザーを使用していない、全面ナイロンが大正義です。
撥水性はありますが、完全防水ではないので注意。長く雨に当たっていると水がしみ込んできます。
ただ、そんな場合にも後述するレインカバーで対応できます。
ブランドロゴの特徴的な太フォントにより、シンプルですがどことなくストリート感が漂っています。
ロゴの近くには、アクセントとしてインディアンジュエリーのピンバッチ。
昔から、缶バッチやキーホルダーなどをカバンにつけるのが好きでした。
既製品の中にどこかワンポイント、自分らしさを出したいという気持ちの表れです。
そして特筆すべきはこの背面。
背中がオールメッシュで快適とか、クッションが分厚くてフカフカとか、言いたいことは沢山あります。
ただそれらを全て置いといて、背中のデカロゴ配置、かっこよすぎじゃないですか。
セレクトショップで初めてこれを見た時、衝撃が走りました。センスが半端ない。
メッシュやクッションの存在で、ロゴが見切れていることすらも、さらに存在感を増す要因となっています。
ジップが大きいので、つまむのが容易で開閉もしやすいです。
止水ジップを採用しているバックパックも多いですが、固くて萎えることがあるので、普段使いするのであれば開けやすく閉めやすいのが1番。
また、ジップに持ち手を付けてくれているのでジップを探すこともなく、手袋していても持ちやすいので便利です。
収納面
上部ポケット
かなり広めに作られていて、普段は財布やモバイルバッテリー、眼鏡ケースなど小物類を入れてます。
文庫本くらいなら余裕ですが、タブレットはiPadminiやFire7でも厳しいので、おとなしくメインポケットに入れましょう。
あまりぎりぎりの大きさを入れるとバッグ自体が突っ張るのでオススメしません。
メインポケット
メインだけあってかなり容量があります。
ジップをがっつり開けて、物を出し入れ可。
衣類やかさばる物は基本ここに入れてます。
PC用のスリーブやポケットはないので、PC用バックパックとしては不向きです。
背中側にチャックポケットはあるんですが、ハイドレーションパック(登山の時などに使用する、水分補給用の袋)を入れる用です。
めっちゃきつくて物を入れることはムリ。
ちなみに、水を飲むのに使うバルブを通す穴もちゃんとあります。
サブポケット
U字型に開きます。
メインポケットとは別に仕切られていて、こちらもある程度収納できます。
28cmのスニーカーが丸々入る程度。
内側のチャックを開けると、メインポケットと融合します。
「バッグの中の空間を2つに分けれるよ、でも1つにしたかったら繋げられるよ」ということです。
それだけならバックパックによくある機能ですが、BACHは一味違います。
仕切り方が独特なのです。
緑がメインのエリア、赤がサブのエリアです。
上下の仕切りとかではなくバックパック内を斜めに仕切っているような感じ。
BACH独自の技術で、その名も「BACH 3D SMART DIVIDER」。
人体に負担を与えないような荷重分散が行えるとのこと。
なんとなく使ってましたが、実はすごいみたいです。
それと、もう1つ便利なところ。
旅行などで多めの荷物をパッキング(荷詰め)をすると、下の方の荷物を取る時、全部ひっくり返すことになりますよね。
しかし、融合した状態でサブポケットから開けると、めっちゃ簡単に下の方の荷物が取れます。
これって本格的なバックパックでは普通なんですかね?
「中身ひっくり返さなくても取れるじゃん!」と地味に感動しました。
サイドポケット(開放型)
サイドポケットは両側についています。
ジップのない開放型は、ボトル入れにぴったりです。
やや深めの設計&入口がゴムで止められているので、背負ったまま傾けても落ちません。
ここが浅いと、背負ったまま地面に落ちたものを拾うときにボトルまで落ちるというストレスマッハな事態が起こります。
モンスター(330ml缶)ならすっぽり隠れます。
サイドポケット(ジップ型)
片側はジップで開閉できます。
こちらはペットボトルは入りませんが、モンスターが入るくらいには広めです。
ジップを開けられても気づきにくい場所なので、盗難防止のため貴重品は入れないようにしています。
普段はガムやお菓子を入れています。
レインカバー用ポケット
下部にある、レインカバーを収納してあるポケット。
雨が強くなってきたらガバッとかぶせます。
カバーはオリジナルで、よく見ると「BACH」の印字が入っています。
正直、格好いいかダサいかで言われたら、ダサいです。めちゃくちゃ目立ちますし。
しかし雨の非常用しか使用しないと思えば、大きな問題ではありません。
注意点
並行輸入品はバックパック前面に「SHIELD 22」と文字が入っていたり、ショルダーストラップにロゴが入っていたりと微妙に違いがあります。
僕的にはシンプルイズベストなので正規品をオススメします。
↓本記事で紹介した旧型モデル。
↓こちらが現行モデル。
ポーチもタフでストリートに。
カバンをゲットしたら、次は中身の整理に役立つポーチにもこだわりましょう。
BRIEFING(ブリーフィング)から出されている、ビジュアル・収納力・防水性能のどれも最強のおすすめポーチです。