バンカーズボックスにラベルを貼って、中身をわかりやすくしたった
僕はバンカーズボックスが好きです。
段ボールの箱とフタという簡易的な構造、シンプルで武骨な面、積み置きできる頑丈さ、重ねたり並べることで生まれる統一感の美しさ。
良いところを挙げるときりがありません。
そんな大好きなバンカーズボックス、家で何箱使用しているか数えると、17箱ありました。
押し入れに入れたり、専用の棚をDIYで作ったりして保管していますが、「これ何が入ってるんだっけ」となることも時々あります。
そのため、今回ざっくりと内容を記載してあるラベルを作りました。
デザイン系のソフトを全然知らないので、wordで。
ラベル製作で意識したこと
どのバンカーズボックスにも貼れるラベルサイズ
家には、743・703・705と大きさの違う3種類のバンカーズボックスがあります。
サイズによってラベル変えようかなーとも思ったのですが、それでは並べたときに統一感がなくなる心配が。
そのため、743にぎりぎりで合わせられる、縦3.7cmで統一することにしました。
バンカーズボックスの雰囲気と調和する
これが難しかったです。
あくまでも主役はバンカーズボックス。
ラベルを貼ることで雰囲気をぶち壊すことは避けたかったので、
- フォントを合わせる
- 崩しすぎず、少しだけ武骨にするデザイン
- 色味を近づけるラベル選び
の3点に注力しました。
フォント
バンカーズボックスのフォントは、SUPREMEなどのブランドでもおなじみの「Futura」シリーズです。
Macであれば標準で入っていますが、Windows民のためAdobe fontsにて探しました。
そしてここで悩みが…
新型の703Sと旧型の703では文字の太さが違うのです。(新型の方が若干細い)
どちらの太さも作成して試した結果、旧型の文字の太さで合わせると、新型のミニマルさに影響しました。
新型の文字の太さで合わせると、旧型のインパクトある面構えにはほぼ影響しないことがわかったので、違和感の少ない新型の太さに合わせました。
Futuraの中太字、「Futura PT Demi」での作成が決定。
フォントサイズは調整の末、48ptにしました。
崩しすぎず、少しだけ武骨にするデザイン
バンカーズボックスは、新型になって表記のデザインが大きく変わりました。
旧型の主張強めの武骨な印象に比べ、新型はミニマルでクリーンな印象へと変化しています。
新型のデザインも良いのですが、個人的には旧型のデザイン派。
特にここ。このマス目が大好きです。
なので、崩しすぎない程度に、新型にも武骨さをプラスできるようなデザインにしたいと思いました。
いろいろ考えました。
背景色を変えてみたり、シンブルな文字だけにしたり、フレームを付けたり。
- ブラック:ストリート感あってかっこいいが、並べると考えたら主張強いし重いかも。
- 文字のみ:シンプルでよい。旧型に合わせるならこれでも良いけど、新型に合わせるにはあまりにもシンプル。
- 文字+フレーム:良い。
最終候補3選。
優勝者。
マス目まではいかないにしても、フレームをつけることで少々の武骨さをプラスできたかと思います。もちろん旧型にも合います。
「Date」「No.」と入れていますが、書き込むことはおそらくありません。
完全にかっこつけで無意味なフレームです。
色味を近づけるラベル選び
白地のボックスなので、ラベルもホワイトマット紙でいいでしょと思っていたのですが、微妙に色味が違いました。
ホワイトマット紙が白すぎて、どうしても「取って付けた感」が出てしまいます。
そのため、フレームを付けて境目を目立ちにくくしたのですが、やはり納得いかず。
最終手段として、少々値段が上がるのですが透明ラベルを使用しました。
「取って付けた感」ゼロではありませんが、背景とほぼ同化しているため、だいぶ軽減されました。
ただ透明ラベルにはひとつ注意点。
水分に非常に弱いです。
ラベルに印刷されたインクが剥がれるので、濡れた手で触るなどはしないこと。
これはラベルの上にコップ置いてたら、結露でやられました。
全部貼ってみました
めっちゃわかりやすくなりました。
「なんとなくどこに入っているかわかる」程度の認識から、ラベルがあることで確信に変わりました。
統一感も抜群。やはり全て同サイズでよかったです。
バンカーズボックスを大量に持っているという方はぜひ試してみると、さらに使いやすくなると思います!